高耐久性処理木材O&Dウッド


O&Dウッドとは屋外に利用する木材を使用部位に合わせ、圧縮加工処理・加圧式注入処理・部位処理・表面処理を組み合わせる事により、屋外利用木材の耐久性を10年間保証した高耐久性処理木材のことです。

間伐材・小径材の利用促進を図りつつ、有害物質の含有、放出、商品の製造工程や廃棄、リサイクル段階などライフサイクル全体を通して環境に配慮した木製品として、人と環境にやさしい処理資材である事が認められ、エコマークが取得できました。

・有害なVOC(有機揮発性化合物質)は発生しません。

・水棲生物への影響もありません。

・環境ホルモン作用はありません。

・処理木材は、無処理材同様に焼却処理できます。

※これらは、各公的機関の試験により実証されております。


■圧縮加工処理

加圧式注入処理の前加工として、木材を圧縮加工処理する事により加圧注入処理による保存剤の均一な浸透潤層が可能となり、安定した品質の保存処理木材を製造可能にします。


■加圧式注入処理

木材に持続性・安全性に優れた木材保存剤“マイトレックACQ”を使用した加圧式注入処理をすることによって、防腐・防蟻性能・寸法安定・割れ止め性能が向上します。


O&Dウッド利用の土木工法

O&Dウッド校倉式工法

山林や河川などの開発・保全は、自然環境との調和が大切です。木材を用いる工法は美しい景観を創出し、温暖化防止や省エネルギーにも貢献します。O&Dウッドは従来なら適していなかった木材利用分野への使用も可能になり、資源の有効活用と森林の活性化はもとより、林産業の活性化にもつながります。

■安定性

校倉式を応用した井桁(いげた)構造が理論的で、安定計算に基づいた構造体であり、堅固で安定性に優れています。

■工期の短縮

施工が容易で早い仕上がりとなり、災害復旧工事などに素早く対応できます。資材搬入も容易で、比較的運搬不便なところでも施工できます。また残土の発生量が極めて少ないのも特長です。